一つの数量収支で損失を分解
販売可能出力ロスツリー
ロスツリーは定格本数と実績の差を一項目にまとめず、暦時間、予定外時間、予定停止、稼働停止、速度損失、充填不良、包装不良、品質保留、販売可能数量へ順に分けます。各枝は同じ期間・SKU境界で数量収支が合う必要があります。
購入者または工場からの入力情報
判断に必要な情報
- 暦・シフト・予定生産時間
- 基準速度とSKU・期間境界
- 停止、微停止、速度の原記録
- 充填・包装不良と廃棄・再加工
- 保留・解除・不合格と販売可能数量
運転目標
完了時に達成すべき状態
損失の重複と空白をなくし、販売可能出力の差を優先可能な機構へ変換すること。
必要な管理項目
目標を管理された作業に変換
- 01
時間損失と数量損失の変換基準を明記する
- 02
一つの損失を複数枝に二重計上しない
- 03
保留を廃棄や良品と混ぜず最終状態まで追う
- 04
各枝を追跡可能な原データへ結ぶ
- 05
期間ごとに入口可能量と最終数量を照合する
収集すべき証拠
レビューを可能にする記録
- 版付きロスツリー定義と算定表
- 生産計画、停止、速度、不良、保留原記録
- 数量・時間収支と未配賦差の説明
- 上位枝の調査・改善・再測定記録
主な不具合モード
傾向を確定原因と混同しない
1停止と速度低下で同じ時間を二重控除する
2廃棄と保留をまとめ品質歩留りを誤る
3SKUごとの基準速度差を無視する
4未配賦差をその他に蓄積し続ける
完了基準
次の段階に進めることを示す証拠
- 計画可能量から販売可能数量まで収支が合う
- 全枝に定義、単位、データ源、所有者がある
- 最大損失が機構と現場証拠へ接続されている
- 改善後も同じ構造で効果を比較できる
運転チームからよく出る質問
運転チームからよく出る質問
OEEとロスツリーは同じですか。
関連しますが、ロスツリーは工場固有の時間・数量・製品状態をより詳細に照合できます。定義を明記します。
保留品はいつロスになりますか。
判定待ちは別状態で追い、最終的に解除・廃棄・再加工された時に該当枝へ確定します。
最終更新